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Vol.30「資源循環の実践者を増やし継続を支えるしくみをつくる」


環境を考え行動する会

第1回インタビュー記事 Vol.09「生ごみを宝物にする『ダンボールコンポスト』」
第2回インタビュー記事 Vol.30「資源循環の実践者を増やし継続を支えるしくみをつくる」


■考えそして行動を、と年々広がる活動
en_act_01.jpg代表の天野悦子さんからお話を伺った。
2007年から始まった活動は、2008年からダンボールコンポストによる生ごみリサイクルの普及を手掛け2013年夏に6年目を迎える。(詳しくは2010年秋実施の第一回インタビュー参照)会の定常活動である月2回のダンボールコンポスト相談会と並行して、2010年各区で実施した連続講座、2011、12年は助成金を受けて小学校や保育園での資源循環を伝える環境講座を展開。また地球温暖化防止活動推進センター交流コーナーでの電話相談窓口の開設、一方川崎市生ごみリサイクルリーダーとして会のメンバーが出張講座や区役所ロビー相談会に関わるなど活動の幅は年を追うごとに広がりを見せている。こうした精力的な活動が川崎市から評価され、2011年2月には低CO2川崎パイロットブランド’11」の市民活動部門で奨励賞を受賞し、2012年10月にはかわさきリサイクルエコショップの認定を受けた。

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■活動の担い手づくりと次世代へ資源循環を伝える
en_act_03.jpg2010年の連続講座では、実践者を増やすと同時に、活動の担い手育成も目的の一つにあった。各区で開催したこの講座の成果は川崎区で会ができたこと、会には至らなくても各区で協力者の顔が見えるようになったことだ。ダンボールコンポストの基材の取り扱いも、知り合いを通じて取り扱う店ができ、手頃な宅配料で送れるようになり、今では市内10か所で基材が手に入るようになった。
次世代への資源循環を伝える取り組みでは、2010年横浜の小学校で始めた、ダンボールコンポストを利用したプログラムに手応えを得て、2011年にはこのプログラムを麻生区内の校長会や各小学校へ足を運んで説明し、応じてくれた虹ヶ丘小学校で取り組むことになる。その内容が他校の先生の目に留まり、2012年度の森村学園、百合丘小学校、藤崎小学校での取り組みへとつながった。同様に保育園などに働きかけ、今は3つの保育園が生ごみリサイクルに取り組み、そのサポートをしている。



■継続を支える相談の場を増やす
en_act_04.jpg2012年12月で実践者は1,250名を越えた。できるだけ継続させたいと、会の定期相談会に加え、市主催の区役所ロビー相談会に積極的に関わる。今年度も各区役所のロビーで各種生ごみリサイクルについての相談を受けた。他にも、地球温暖化防止活動推進センター交流コーナーの一角で念願の電話相談を2011年5月から始めた。同センターのオープン時、天野さんはここだ!と感じ、センターへ相談業務の必要性を説いて週一回水曜午後に「生ごみリサイクル相談窓口」として使わせてもらうことになる。但し、電話は専用ではないため、かかってきたら会の携帯電話でかけ直す費用や、交通費も会の負担で11か月続けてきた。認知度が低く電話は少なかったが、会の名簿をもとに「大丈夫ですか?」と電話がけをして実践者へのフォローを続け、その実績が認められ同センター事業のプロジェクトとして取り上げてもらえることになった。2012年4月からは、費用の心配なしに週一回水曜午後にそこで相談を受けている。



■多様な主体が集まって資源循環の仕組みを作る
川崎市ごみ減量推進市民会議第3期に天野さんは委員として参加。生ごみ収集回数が週3回から2回に減らされることが背中を押して生ごみ問題が市民権を得てきた、と天野さんは語る。しかし家庭用生ごみ堆肥の流通は制約が大きく、資源循環の仕組みに乗せるには困難な状況にあるとのこと。そこでその資源循環の仕組み作りを推進する機関として、有識者や市民、農家、企業などが協議会をつくる動きがあるが、どの企業と手を組めばいいのかが課題で、かわさきコンパクト登録企業をはじめ、生ごみ堆肥をどのように流通させるか興味のある企業はないかと模索しているという。
 今までは種をまいて拡大してきた活動だが、今後はどう集約、継続していくかが課題、行政がやるべきところは委ね、システム化してどこかに受け渡していく先を見つける、そのためにも担い手の育成はこれからも手掛けていきたいと天野さんは語る。そして究極には各家庭や学校など各場所で資源循環ができればいい、と思いを馳せた。

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