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Vol.21「行政や地域を巻き込んだ活動からさらなる連携を求める」


おと絵がたり

第1回インタビュー記事 Vol.07「音楽、絵、語り、三位一体のオリジナル影絵」
第2回インタビュー記事 Vol.21「行政や地域を巻き込んだ活動からさらなる連携を求める」

おと絵がたり_01.jpg地域とのつながりを深めた10周年
住吉小学校での絵本の読み聞かせが転じて、影絵巻に音楽をつけ優しい語りが入ったことで生まれた「おと絵がたり」は、今年で10周年を迎える。学校ボランティアに端を発し、中原区市民自主企画事業制度を利用しながら実績を積んで地域に広げ、2008年には、各地の幼稚園や高齢者施設、障がい者施設等から年20回以上の公演依頼の他、本公演やワークショップの開催など今の活動スタイルの土台ができた(第1回インタビュー参照)。2012年度は中原区市民提案型協働事業に応募、区制40周年記念事業を受託し実施することで区と密接につながった年だったと代表の加藤妙子さんは語る。

この事業の柱は7月25日区役所開催のワークショップと11月の本公演。多世代で構成され琴を通した交流と発表を行う「琴音人(ことねびと)」、幼い頃の思い出や記憶、地域に残る様々な歴史の資料を基に画用紙に描き、中原に残る戦火の様子を伝え、中原の歴史と平和の尊さを子どもたちに伝えようと活動を始めた「川崎中原の空襲・戦災を記憶する会」、「読み聞かせの会・はなみずき」とのジョイントの他、保育ボランティアや司会など、地域活動で出会った多くの団体の協力を得ている。区からの委託事業は初めての経験であり、10周年という節目に、行政や地域、多くの市民を巻き込めるような活動に成長したことを実感したと振り返る。


おと絵がたり_02 .JPG団体とのコラボレーションで実現するまちづくり
ここ数年、武蔵小杉駅を中心として高層マンションが立ち並び、子育て層を中心に新住民が急増している。こういった新住民と地域を結びつける接着剤になりたい、と加藤さん。今回の公演は、新しい住民や子どもたちに中原の歴史を知ってもらって、地域に親しんでもらうことが目的だ。歴史の語り部を活かしてより多くの人に観てもらえるようにアレンジし、地域に届けることが自分たちの役割だろうと考え、歴史や平和の尊さを表現する部分を「川崎中原の空襲・戦災を記憶する会」との共同制作で行った
(写真下は川崎中原の空襲・戦災を記憶する会の作品)。
また「読み聞かせの会・はなみずき」は2年前のおと絵がたり体験事業「おと絵学級」受講生が立ち上げた団体で、おと絵がたりの枝葉を広げたいという団体の思いが結実したもの。以前からの、各地に「おと絵がたり」を生み広げまちづくりに役立てて欲しいという思いは変わらず、昨年は姫路市、今年は相模原市愛川町でおと絵がたりの実践講座を実施するなど種まきも欠かさない。

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新たな連携への提案
おと絵がたりの活動資金調達手段は、助成金などの他、会員手作りのストラップ、巾着などの多種多様なおと絵がたりグッズを製作販売し活動支援を呼びかけている。他にも、おかし工房「しいの実」、モトスミ・ブレーメン商店街振興組合との3者で協力したブレーメンの音楽隊クッキーや「しいの実」で販売するおと絵がたりクッキーのクッキー型やメッセージが書けるタグなどは、加藤さんが手がけたもの。地域活動で出会ったつながりを大事にして、アイデアを形にしてきたことが商品化につながっている。今後はこのノウハウを生かして、川崎の地場産業の新たな商品化につなげられないだろうか、と画策する。

公演やワークショップのメニューの幅が広がり、グッズ製作販売などのノウハウを身に付けた今、地元企業などとジョイントして地域貢献プログラムを企画する機会があれば、おもしろいことができる時期になってきたのではと加藤さんは語る。今年度、事務局仕事の分担化を図って更に持続可能な運営体制を作ったとのこと。「うちができるのは、思いを形にすること。そこに地元のネットワークが加わればもっと大きくなる。上演して楽しくて終わりではなく、社会へのリンクを見据え、地元や地域が発展して仲間作りにつながるようなことをしていきたい。」次々とアイデアが飛び出す加藤さん。活動の行方がいよいよ楽しみだ。

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