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Vol.10「環境分野で企業・学校・行政と市民をつなぐ中間支援NPOとして」


特定非営利活動法人 アクト川崎

第1回インタビュー記事 Vol.10「環境分野で企業・学校・行政と市民をつなぐ中間支援NPOとして」
第2回インタビュー記事 Vol.20「温暖化対策を市民により身近なものに」


simage6.jpg■環境分野で取り組んできた川崎市民が、企業・学校をつなぐ中間支援組織を運営
アクト川崎は、川崎市で地球温暖化防止のために、市民・行政への地球環境・自然環境学習を推進し、温暖化問題の普及・啓発・推進活動を実施するNPOだ。また、環境を軸としてNPOをつなぐ、中間支援機能も担っている。
かわさき地球温暖化対策推進協議会の活動が母体となって誕生したアクト川崎は、メンバーがこれまで学校や産業界と連携して様々な事業に取り組んできた。例えば、同協議会の市民部会の研修会に取り入れたことが好評となってはじまった工場見学は、参加した市民にとって、川崎の企業が努力している姿に目の鱗が落ちる機会として好評で、環境問題に対し産業界の取組を市民に知らせる場が少ないという課題に気づくきっかけとなった。
そこで、一般参加者を募り、アクト川崎とNPO法人産業・環境創造リエゾンセンターが提携して「エコぷらっとかわさきC3(シーキューブ)」を実施した。シーキューブの3つのCは、Cooperation by Citizen / consumer and Companyの頭文字。川崎市の企業と市民の連携によって、より良い環境を創造するプロジェクトだ。東亜石油株式会社(石油精製について)・昭和電工株式会社(プラスチックのケミカルリサイクルについて)の工場を見学する3R研修会を開催した。また、川崎市の事業を受けて実施している「地域環境リーダー育成講座」でも、中間支援団体としての強みを生かし、JFEのプラスチック処理工場、三栄レギュレーターのプラントなどリサイクル事業を行っている企業や団体の施設見学を取り入れている。
学校との連携では、アクト川崎として重点を置いているのが「出前教室」だ。小学校の高学年を対象に年10回ほどのコースを組み、地球温暖化はどういうことかの基礎知識と、温暖化に対して、今やれること、やらなければいけないことを授業内で伝える。小型の教材として、手回し発電機・ソーラーパネルなどを使いながら、エネルギーの量と無駄づかいを防ぐ大切さを体感してもらえるよう工夫をしている。

sIMG_3891.jpg環境に取り組む市民活動家をふやし、さらに市民の関心の裾野を広げる
いまアクト川崎は中間支援NPOとして、地域と密着し、各分野の市民活動団体とも連携しながら、環境に関心のある人・知識を持つ人を増やし、人材を育成する取組に力を入れているところだ。
川崎市の委託を受けている「地域環境リーダー育成講座」でも、環境活動の指導的な役割ができる人材を育成しているが、環境の様々な知識を持つと同時に川崎市で行政や企業が施策や事業の中で何をやっているかを知識として持っている人、そして、地域の様々なコミュニティの中で活動し、市民活動を活性化していけるよう、アクト川崎として取り組んでいる。カリキュラムの後半半分はグループワークを取り入れ、5〜6人のグループに分けて自分たちで課題・テーマを選び協力してまとめる。グループワークの中で合意形成の仕方や、活動の企画から終結までを段階を追って出来るようになる。修了だけが目標でなく、「温暖化は?」「環境とは?」という知識を元に、市民活動家としての新たな出発をサポートしているのだ。

sIMG_3892.jpg「環境問題は全然難しい話ではなく、ただサボっているだけの部分も大きい」とインタビューで事務局の新垣さんは語った。特別な、複雑な知識が必要だったり、体力的に難しい大汗をかくようなことをやったりするわけではなく、単純な身のまわりでできることも多い。ただ、実際には継続は難しいし、環境にいま関心を持っている人だけが続けても効果は少ない。
アクト川崎では、一般の人が興味を抱いて接点が多くなるよう、音楽やあそびの要素を取り入れたイベントや見学会をやっている。川崎フロンターレ麻生クラブハウスに太陽熱温水器を設置するなど活動を続けている「おひさまプロジェクト」で歌手の白井貴子さんを呼ぶなど、みんなが関心を持っている、知っているあの人も真剣に考えている・取り組んでいるんだ、という実感が市民に伝わる機会を提供している。子どもたちにも、学校の授業やイベントなどで環境を守る取組の大変さを伝えながら、やればできることだということを伝え、家族の中で自分たちが本当にエネルギーをどれだけ使っているのかを考えてもらう。2010年で設立5年目を迎えるアクト川崎は、川崎市内のネットワークを活かしながら様々な分野・チャンネルで、どれだけ環境問題に関心を持っている人を増やせるか、新たなチャレンジへのスタートを切った。

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