interview.jpg

Vol.01「ジャンルを超えた歌を聞いて、曲の情景を感じてほしい」


特定非営利活動法人さえの会

第1回インタビュー記事 Vol.01「ジャンルを超えた歌を聞いて、曲の情景を感じてほしい」
第2回インタビュー記事 Vol.28「みんなで創り、みんなで楽しむ。音楽は世界共通言語」


NPO法人さえの会■ジャンルを超えて、いい音楽を届ける
さえの会は、2002年から活動を始めた川崎市内の音楽団体だ。理事長の笹子まさえさんは、もともとオペラ団体で合唱のマネージャーをする中で、ジャンルにこだわらず垣根を越えて音楽を届けたいという想いから、会としての活動を立ち上げた。2003年から合唱団「虹」とソロの歌い手と共にオペラに取り組み、アニメソング・昭和の歌・みんなの歌といった多様なジャンルをオペラに構成し「虹いろ音楽館」として公演を行ってきた。

これまでコンサートプログラムをひとつひとつ作り上げながら活動を積み重ね、昨年2007年にはオーケストラ伴奏付きの大きな舞台で、第1回オペラ公演「カルメン」を開催。普段なじみの薄いオペラを身近に感じてもらう取り組みを進めている。今は2年後の2回目の公演に向けて準備を進めており、全キャスト・歌唱団共に一般公募のオーディションを行い、より確かな音楽をより身近に、1年をかけてひとつの公演を作りあげている最中だ。

NPO法人さえの会日本の歌を親世代に届けたい
また「歌曲(うた)の贈りもの」の取り組みでは、笹子さんが専門に取り組んでいたドイツ歌曲の紹介に始まって、これまでさまざまな国の歌曲を紹介してきた。市民コンパクトにも参加している2008年の取り組みでは、大切な文化の一つである「日本の歌」-童謡・唱歌・抒情歌・昔から伝わる歌など-を次世代に伝えることに力を入れている。

日本の歌を紹介したいと考えたのは、音大の卒業生とコンサートに取り組んでいた際の体験がきっかけ。「夏の思い出」や「雪の降るまちを」「冬の夜」といった曲を知らないという卒業生の話を聞き、教科書に載らない日本の歌が増えてきたことに気づいた。日本で歌われてきた歌を、親になる世代が知らなくなっているのでは…という想いで開催している今年の「歌曲の贈りもの」では、市民に向けて、一曲一曲の背景を伝えながら、歌を届けている。

日本の歌の中には、時代の流れと共に歌詞・言葉が変化している曲もあり、そうしたエピソードを交えながら「教科書から消えた歌」「童謡 vs 唱歌」「文部省唱歌って何?」といったシリーズを組んでいる。

NPO法人さえの会時間と場所を越えて、歌は想いを運ぶ
笹子さんは「歌にはその時代、各地の文化のエッセンスが詰まっている」と語る。たとえば「冬の夜」の歌詞に出てくる囲炉裏は、今の日本ではぱっと思い浮かばない情景だ。歌にはその時代、その地域・文化で込められた想いがあり、聞く人それぞれに思い出がある。

幸せな思い出だけではなく、戦中・戦後のような時代の流れの中で辛い思い出もある。ただ、今あらためて歌い継がれてきた曲を聴くことで、歌に込められた多様な想いに触れて好きになってほしい、子どもの頃に間違って覚えていたことに気づいたりしながら、日本の田舎の暮らしや情景を楽しんでほしい。さえの会の川崎での取り組みはこうした想いと共に、着実に広がっている。


・インタビューページトップに戻る
・2009年度市民コンパクト参加団体一覧に戻る
・2008年度市民コンパクト参加団体一覧に戻る

かわさきコンパクト冊子
かわさきコンパクト冊子表紙
※画像をクリックすると表示します

バナー
かわさきコンパクト
バナー
川崎市のホームページ
バナー
カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略
バナー
川崎市地球温暖化防止活動推進センター
バナー
川崎国際環境技術展
バナー
平和・人権・交流(川崎市)
バナー
子どもの権利施策(川崎市)
バナー
働く市民と事業主の皆さんへ
-川崎市労働情報-
国連GC
国連GC

リーフレット・申請書類等(PDFファイル)をご覧頂くためには「Adobe Reader」が必要です。下記のリンクから無償でダウンロード出来ます。

Adobe Readerアイコン

Adobe Readerのダウンロードサイトへ