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Vol.27「CASBEE川崎の『見える化システム』で省エネと創エネに貢献」


株式会社ショウエイ


csr28photo.jpg株式会社ショウエイは、温泉ろ過装置やプールろ過装置などの製造・販売を通して環境問題への貢献を続けている会社である。今年10月に3階建ての本社ビルを新川崎の地に新築した。
本社ビルの建築に当ってはCASBEE川崎を採用し、その最高ランクSを取得。中規模の延べ床面積のビルでは川崎市内で初めてのことである。CASBEE川崎とは、環境と人に優しい建物(国交省)を評価する「建築物総合環境性能評価システム」(CASBEE)を基に、川崎市が川崎の地域特性や諸制度の取組を踏まえて川崎版にしたもの。建築物の環境性能及び品質(居住性、機能性、耐用性、緑・まちなみ)、外部に与える環境負荷(省エネルギー、省資源・リサイクル、周辺への配慮)に関する取組を点数化して集計し、総合的に評価するシステムである。
CASBEE川崎の採用は、環境に貢献する製品を製造・販売する会社としての取組をさらに促進させたいとの代表取締役の意向が大きく反映されている。


省エネルギーの取組
CASBEE川崎の取組に節電がある。ビル内の照明はLEDが主で、場所によって高効率Hf蛍光管を採用している。加えて窓から注ぐ自然光を感知する調光システムと、室内や廊下などの人を感知する人感センサーの組み合わせで場所ごとに照明の最適な電力消費を目指す。各階ごとに電力消費量が数字で判るようになっていて、社員一人ひとりの節電行動を促すようになっている。建物の断熱化で節電効果がさらに高まっている。遮熱と断熱の性能が高いLow-E複層ガラスを窓に採用し、外壁断熱と屋上緑化による断熱効果も加わって、ビル内の空調稼働が抑制され、節電効果を高めている。ちなみに屋上緑化には、屋上断熱による省エネ効果をはじめ光合成による大気淨洗効果など複合的な効果が期待される。
併せて雨水の再利用がある。雨水ろ過装置で処理されたものを中水としてトイレと屋上緑化の散水に使用している。中水利用は40t/月を見込み、これにより上水使用と下水排出を抑制。結果的に省エネに貢献している。


創エネルギーの取組
太陽光発電、マイクロ風力発電、マイクロ水力発電を行っている。太陽光発電は、出力10kWの規模で、自家消費で用いている。太陽光パネルは屋上3分の1を占める。マイクロ風力はプロペラ型の発電機(出力800W)が屋上に1基設置されている。発電した電力は敷地内の街灯2本に利用している。
マイクロ水力発電は、1階の展示室にあるプール用ろ過装置に設置されている。これは屋上プールから水管を通じて落ちてくる水を利用したもので、出力1kW。発電した電力は処理した水を屋上プールへ戻すポンプに使用している。水処理と創エネ(省エネ)を組み合わせたショウエイの新しい提案システムである。

そうした省エネルギーと創エネルギーの取組により、本社ビルの総合電力は、以前の本社ビルと比べ少なくなっている。例えば、晩秋のある日の1時間に計測された数値では106kWが節約できた。それは年間のCo2排出削減量に換算すると、519t/年になる。
社員は、いまどのくらいの電力を使用しているのか、節電量はどの程度なのか、太陽光や風力の発電量はいくらかなどを各階に設置された液晶画面が表示する「見える化システム」で知る。「見える化システム」で社員は省エネと創エネを意識し、CASBEE川崎の理念を毎日の勤務の中で実践している。ちなみに、この「見える化システム」は水ろ過装置の製造で培ってきた制御技術などを活用し、社員が設計し施工した。


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