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Vol.21「食と健康、そしてエネルギーで貢献」


味の素株式会社 川崎事業所

第1回インタビュー記事 Vol.06「社員ひとりひとり全員が環境を考え伝える姿勢を」
第2回インタビュー記事 Vol.21「食と健康、そしてエネルギーで貢献」

味の素株式会社 川崎事業所CSRレポート
2009年に創業100周年を迎えた味の素(株)は、社名となっている「味の素」をはじめ、様々な商品の製造と販売を通じて日本人の食と健康に向き合って来た。
近年では、「味覚教室」で小学校3年生〜6年生を対象に「うま味」「味を感じるしくみ」「だし文化」などを学ぶ体験型食育プログラムを全社的に取り組んでいる。
そうした中、川崎工場ならではの取組がある。それがバイオマス燃料とスマート・エネルギーである。川崎工場は、味の素(株)の国内主力工場で100年近い歴史を誇り、およそ10万坪の敷地面積がある川崎事業所に立地する。


味の素株式会社 川崎事業所CSRレポートバイオマス燃料を発電所へ供給
川崎工場では、加工食品の原料として使われる液体調味料を製造している。液体調味料は大豆由来の製品で、その製造過程で発生する残さ(しぼりかす)からバイオマス燃料を精製することに成功した。
2011年3月からバイオマス燃料を川崎バイオマス発電株式会社へ供給開始。年間3,000〜4,000トンを同社へ出荷する。川崎工場は味の素(株)の国内工場で唯一バイオマス燃料を供給しており、その取組は2011年12月に地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞した。ちなみに供給先の川崎バイオマス発電所(株)は33,000kWの発電規模で国内最大である。
川崎工場の新しい取組になったバイオマス燃料の原料となる残さはヒューマスと呼ばれ、液体調味料製造課程で食塩や水分を多く含む代物であったため、従来は事業所内で焼却処分するか、産業廃棄物として処分していた。しかし、液体調味料製造時のろ過洗浄技術が高まり、ヒューマスの食塩濃度と水分量を大幅に低下させることが可能となり、燃料としての品質安定を達成。新たにバイオマス燃料として利用価値が生まれた。
もともと大豆由来のものであるため、カーボンニュートラルで生木チップと同等の熱量を有し、さらに乾燥させれば石炭並みの熱量を有す優れものである。液体調味料は生産計画に沿って計画的に生産されるため、おのずとバイオマス燃料も安定的な供給が可能。これからも川崎事業所発のバイオマス燃料が川崎における再生可能エネルギー利用促進に貢献していくことが期待される。

スマート・エネルギー型工場を目指す
生産拠点である川崎工場は以前から環境に対する様々取組が継続的に積み上げられてきた。その実績を背景に2008年度からCO2削減プロジェクトが始まっている。省エネと創エネが目玉である。
CO2削減プロジェクトの基盤は、工場従業員の一人ひとりが省エネに取り組む「草の根活動」である。工場の各職場や工程ごとの草の根CO2削減が確実な効果を発揮している。省エネの「草の根活動」は、工場全員参画、自ら職場を徹底改善、できることはすぐ実行、好事例は横展開をモットーに進められ、2010年度は2007年度比で40%相当の47,000トンのCO2を削減した。
CO2削減プロジェクトのもう一つの柱が創エネである。川崎工場では従来から天然ガスによる自家発電を行ってきたが、2007年度から発電設備を6基のガスエンジン発電機に更新、その結果、川崎事業所の必要電力を100%賄うことが可能となった。さらに余剰電力を東京電力管内へ売電し、2010年夏季の需要ピーク時には11,000kWを供給した。
こうした取組を続けることで、川崎工場はスマート・エネルギー型工場として社会へ貢献する。この取り組みは3.11以降のエネルギー面でも社会へ貢献している。
3.11以降の電力不足に対処するため、集中的に省エネと節電に取り組み、その努力の結果、2010年比の3,000kW増の余剰電力を生み出すことができ、川崎工場の総発電量の半分にあたる約14,000kWを東京電力へ供給してきた。2012年7月現時点でも昼夜問わず電力を東京電力へ供給している。まさしく省エネと創エネの相乗効果の賜である。

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