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Vol.08「川崎市と共同で進めるメガソーラー事業」

東京電力株式会社 川崎支社


東京電力株式会社川崎支社 CSRレポート国内最大級を誇る太陽光発電所
川崎市の臨海部にある浮島と扇島には、メガソーラーと言われる2つの巨大な太陽光発電所が2011年から運転している。
浮島太陽光発電所は、推定発電電力量(年間)が約740万kWh(一般家庭2,100戸分に相当)、CO2排出削減量(年間)が約3,100t(一般家庭600戸分に相当)の能力を持つ。一方、扇島太陽光発電所は、推定発電電力量(年間)が約1,370万kWh(一般家庭3,800戸分に相当)、CO2排出削減量(年間)は約5,800t(一般家庭1,100戸分に相当)の能力を持つ。2つの発電所を合わせた出力規模は国内最大級を誇る。

メガソーラーは川崎市との共同事業
そうした巨大な太陽光発電所が川崎市内に誕生したのは、2008年6月に川崎市が東京電力へ事業の打診をしたことが始まりで、同年10月に共同事業を合意、2009年12月に具体的な建設や運営期間等に関する基本協定を締結した。そして2010年4月にはメガソーラーの建設が始まった。
この共同事業で、東京電力の役割は2つの発電所の建設および運転・保守を行うこと、川崎市の役割は浮島の土地の提供とPR施設であるかわさきエコ暮らし未来館の管理・運営により普及啓発を図ることである。
そもそもメガソーラー建設には、2008年6月に福田首相(当時)が発表した「『低炭素社会・日本』をめざして」(福田ビジョン)が背景にある。そのビジョンを受けて電力各社がメガソーラー建設構想を定めていたことも、川崎市内でのメガソーラー建設の実現を加速した。ちなみに東京電力は、山梨県との共同事業として、山梨県甲府市でもメガソーラーを運転している。

東京電力株式会社川崎支社 CSRレポート立地条件による工夫
浮島と扇島は臨海部のため風がよく吹く。そこで太陽光パネルに作用する風の荷重を軽減するために、パネルの設置角度を工夫した。発電効率の点から傾斜30度が一般的であるが、ここでは傾斜10度にしている。発電量は若干(または5%程度)減ることになるが、風の影響が小さくなるため、パネルの基礎等を軽くすることができている。
また、浮島太陽光発電所の用地は川崎市の廃棄物埋立処分地である関係で、地盤沈下に伴う太陽光パネルの傾きの変化を小さくするため、ひとつ一つのパネル基礎を小さくする等の工夫を施している。そのほか雑草や土埃を抑える有機質土壌改良工法の適用や、海に近いことから塩分による腐食に強い材料を使用するなどの工夫もした。


次世代層への貢献
2つの太陽光発電所で生まれた電力は東京電力の電力系統に連結されて広く使用されている。そのメガソーラーの発電状況は、東京電力ホームページで掲示しており、リアルタイムの発電量にくわえて1週間単位の実績をグラフで示し、視覚的に理解を深められるようにしている。
東京電力は子どもたちのエネルギー学習へ積極的に協力してきた。そのこともあり、浮島太陽光発電所に隣接する「かわさきエコ暮らし未来館(メガソーラー等の再生可能エネルギーや地球温暖化、資源循環を中心とした体験型環境学習の市施設)」では、来館者と接する運営スタッフの研修を実施した。来館する人たち、特に子どもたちがエネルギーへ関心を高めることに役立ちたいと願っている。あわせて、メガソーラーの取組によりCO2の削減と電力供給力の確保の一翼を担い、次世代層へ貢献していく考えである。


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