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Vol.01「エネルギーマイレージに貢献する環境リサイクル事業」


株式会社デイ・シイ

第1回インタビュー記事 Vol.01「エネルギーマイレージに貢献する環境リサイクル事業」
第2回インタビュー記事 Vol.24「社会資本を提供する会社として貢献」


株式会社デイ・シイ CSRレポート本業であるセメント生産の工夫から生まれた
平成15年10月に環境リサイクル事業推進部(現・環境リサイクル事業部)を発足させ、建設発生土や廃プラスチックを再利用するセメント生産に着手したが、それはセメント原料の確保とコスト削減の模索の中から生まれてきた。
従前より、原料系リサイクル資源として下水汚泥焼却灰、上水汚泥脱水ケーキなどの産業廃棄物を粘土類の代替として使用していたが、更なるコスト削減のためには購入品の比率をさげ、処理費を貰える廃棄物等に切り替えるしかない。そこで、成分が天然の粘土と遜色のない建設発生土をシリカ源として使用を増やした。有害物質は、原料投入量を調整することで製品であるセメントにはまったく影響が出ない。


燃料で使った後の灰もセメントの原料で活用し、残渣が一切ない
株式会社デイ・シイ CSRレポート建設発生土はビルや工場の建て替えなど関東圏域の都市部から多く発生している。発生現場に近い特性をPRすることで、処理の引き合いが増えてきた。
現在、建設発生土と下水汚泥焼却灰等の廃棄物がセメント原料、廃プラスチック類が燃料になる。建設発生土は専用施設で再資源化の工程を経て、セメント原料に使われる。廃プラスチック類(塩化ビニール類除く)は燃料に使用し、燃えカス(灰)は再びセメント原料になるため、セメントへリサイクルする工程では、残渣がまったく出ない。


中間処理業者と組んで品質の安定した廃プラスチック類を受入
株式会社デイ・シイ CSRレポート原料系は標本の成分分析で判定できるので、取り扱いやすい。発生元からの直取引で、建設発生土は建設現場ごとのスポット契約、公共下水道の汚泥焼却灰は年間契約である。
一方、燃料系の廃プラスチック類の受入は苦労した。まず形状や硬度がまちまちで、破砕機だと硬いものは砕けるが軟質系のものに不適などが判り、燃料として使用するまでの前処理に苦労した。加えて品質にバラつきがあった。最初は発生元から直に取引していたが、塩化ビニールなど使えないものも混ざってくる。荷物をしっかり点検し、燃料の使用基準に満たないのは差し戻した。今は信頼できる中間処理業者と契約し、品質が安定しているものを受入れている。


地の利を活かしてエネルギーマイレージに貢献
川崎工場でのセメント生産だけでなく、他社用にセメント資源化処理を引き受け、他社へ原料を仲介するなど商社的な事業活動を加え、環境リサイクル事業の成長が期待される。
首都圏で唯一のセメント生産の臨海工場という地の利は、建設発生土や廃プラスチック類などの発生元からの輸送距離が短縮でき、輸送にともなうCO2発生量が抑えられる。環境リサイクル事業は廃棄物処理にともなうエネルギーマイレージに貢献している。
環境リサイクル事業は、デイ・シイと発生元にとって最適パフォーマンスを生み出すビジネスモデルである。

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